今年の夏は過去最高にアツい!!
どうも、iyouresです。
いやー今年の夏はアツいですよね。えっ?何がってそれはもちろん...
サマーリーグは、NBAのレギュラーシーズンに入る前に、各チーム選手の調整やNBA入りしていない選手のスカウト目的で行われます。
つまり、NBAの契約を勝ち取れるチャンスです。
そんな場所に今、4人の日本人が立っています。
1人目は、1巡9位でドラフトされた八村塁選手です。
彼は契約済みなので、調整目的でサマーリーグに出場していると思います。八村塁選手については、前に記事を掲載したのでそちらをご覧ください。
2人目は、前シーズンにNBAメンフィス・グリズリーズと2way契約をした渡辺雄太選手です。
2way契約とは、それぞれのNBAチームのGリーグチーム (下部組織) に所属しながら、NBAの試合に1シーズン45日まで出ることができるという契約です。
この契約により、渡辺雄太選手は日本人で2人目のNBAプレイヤーとしてNBAのコートに立ちました。
しかし、油断はできません。
本契約を勝ち取るまでは簡単にクビを切られてもおかしくない状況なので、このサマーリーグで頑張ってもらって契約を勝ち取って欲しいです。お願いします!!NBAのコートで日本人の対決が見たいです!!
3人目は馬場雄大選手です。
この馬場雄大選手、なんと八村塁選手と同じ中学です!!
これは偶然なのか、はたまた指導者が優れているのかわかりませんがすごいことですね。
彼は上記の2人とは違い日本の大学を出てBリーグ (日本のプロバスケリーグ) に所属しています。
そして現在、NBAサマーリーグに挑戦し実力をアピールしているところです。
しかし、僕の予想では契約を勝ち取ることは難しいと思います。
理由は2つあります。
1つ目はアメリカのバスケを知らないということ。
日本のバスケとは違い、アメリカのバスケは良くも悪くも自由です。
日本のバスケは監督の言うことは絶対みたいな風潮がありますが、アメリカのバスケはまず自分で考えて動くことを優先させます。
結果、判断力が備わり実力も付いた選手が生まれ、監督がそれを上手くまとめることで強いチームが生まれます。
その環境で1年でもプレーをしていれば話は変わると思いますが、日本でしかプレーをしていない彼はまずそこから慣れないといけないので、ハンデを背負わされて試合に臨むことになるでしょう。
2つ目はコミュニケーションです。
彼が英語を話せるかどうかによりますが、離せない場合は致命的です。
上記にアメリカでは自分で考えて動くと書きましたが、そうは言ってもバスケはチームプレイが基本ですのでコミュニケーションが取れないと話になりません。
また、アメリカの選手はチームメイトからリスペクトされていないとボールを回してもらえません。
『こんなやつにボールを回すくらいだったら、他のやつにパスするか自分で行くわ』といった感じで、試合中にどんなにフリーでもボールを回してもらえないということが起きます。
自分のプレーで実力を示して、チームメイトや相手に何か言われても言い返すくらいのことをしないとリスペクトは勝ち取れません。
僕が偉そうに書いていることは、馬場雄大選手もとっくにわかった上で何か対策をしてサマーリーグに臨んでいると思うので、もう頑張ってくださいとしか言えません。契約を勝ち取ってください!!お願いします!!
そして4人目は比江島慎選手です。
彼も日本の大学を卒業してBリーグに所属していたのですが、去年から今年にかけてオーストラリアのプロチームに在籍していました。そしてそのチームに5か月で解雇され、Bリーグのチームと契約しました。
彼は日本のエースとしてチームを引っ張ってきた人なので実力は申し分ないのですが、やはりコミュニケーションをとることが難しく解雇されてしまいました。
ですが、現在挑戦しているサマーリーグの前にこの経験ができたことは大きなプラスだと思います。
人は経験してからじゃないとそのことに対する重要性が理解できませんからね。
サマーリーグでの活躍を期待しています!!頑張ってください!!
NBAのコートに立って欲しいです!!
なかなかアツく語ってしまいました。
今紹介した人は全員20代 (内3人は前半) なので、日本人がNBAでどんなプレーをするのかだけでなく日本代表のメンバーも注目しないといけませんよね。
間違いなく過去最強であり、まだ下の代にも凄い人たちはいっぱいいますから、これからの日本バスケは楽しみしかありません。
今日はここまでにしておきます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
iyouresでした。ばいばい。